bhyve を試す。 #1 下準備編

FreeBSD における Linux KVM に相当する仮想化ハイパーバイザー bhyve を試してみる。

環境

ホスト
Core i3 2.4GHz、メモリ4GB、SSD 320GB なノートPC
バージョン
FreeBSD 12.2-RELEASE-p3 / bhyve 1.4.2

必要パッケージのインストール

# pkg install vm-bhyve grub2-bhyve bhyve-firmware

仮想マシン置き場を用意する

既存のzfs領域(FreeBSDのインストーラーで作った zroot)に新たに “vm” という領域を作成し、/vm にマウントした。

# zfs create zroot/vm
# zfs set mountpoint=/vm zroot/vm

自動起動設定

# vi /etc/rc.conf
--- (追加)
# bhyve
vm_enable="YES"
vm_dir="zfs:zroot/vm"
---

bhyve 初期設定

vm_dir(/vm) 以下に必要なディレクトリ等を展開する。

# vm init

続いて、仮想マシン作成時のテンプレートをテンプレートディレクトリ(vm_dir/.templates)にコピーしておく。

# cp /usr/local/share/examples/vm-bhyve/* /vm/.templates/

仮想ネットワーク(スイッチ)作成

public という名前でスイッチを作成、物理I/Fのem0をpublicに追加する。
※テンプレートのデフォルトでNICの接続先がpublicになっている

# vm switch create public
# vm switch add public em0

以上で下準備が完了。#2 Ubuntu 20.04 インストール編に続く。

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